背振山地の麓・熊の川温泉は弘法大師が発見したと伝わり、湯治場として親しまれてきました。
一番古い嘉瀬川沿いの熊ノ川浴場はもともと自噴しており、30℃ほどのぬる湯で高アルカリ性の良質なお湯。
放射性物質(ラドン)も含んでいます。

「湯招花」は静かな山間の地にある品の良い純和風の日帰り温泉。
落葉樹に囲まれ、初夏の新緑、秋の紅葉が美しく彩ります。

大浴場の広めの内湯と露天風呂、5つの家族湯を源泉かけ流しで満たすことが出来るのは、43.1℃の適温と毎分500ℓの豊富な湯量だからこそなせる技。
湯船からは惜しみなくお湯がオーバーフローしています。

無色透明・無味無臭、癖のない柔らかいお湯で、肌触りはマイルド。
pH9.34のアルカリ性ですがヌルヌル感は強くなく、湯上がりはさらっとしています。

吉野石、天草御影石、檜を用いた大浴場と、檜の香に癒される立派な檜露天風呂。
御影石など天然石を敷き詰めた岩大浴場と、木々に囲まれた岩露天風呂。
「檜」と「岩」は男女日替わりです。

料金が高めなので、上質な時間を楽しみたい大人が多く、ゆったりのんびり出来るのも魅力。

さらにプライベート空間を味わいたい人には、タイプの異なる離れの家族風呂も。

天然ハーブサウナや水風呂、飲泉場もあります。

温泉スタンドは24時間いつでもお持ち帰り可。

ラドンは16.4マッヘで療養泉(放射能泉)基準値の2倍あり、溶存物質242㎎の単純弱放射能泉。
この放射能泉は希少です。

気体なのですぐに空気中に飛散し成分が失われやすく、効果を得るためには循環してない鮮度の良いかけ流しであることが重要。

そこで源泉から湯口まで空気に触れない状態で配湯しています。

呼気からの吸入がベストなので、湯口近くや湯面ギリギリで深呼吸するのがおすすめ。

放射能というと怖いイメージがありますが、多量だと人体に悪影響のものでも、微量だと人体に有益に働き(ホルミシス効果)、微量の放射性物質は適度に細胞を活性化、免疫力や新陳代謝をアップしてくれると言われています。