春は、生活環境や気温の変化で「ストレス」を感じやすい季節。
ストレスが自律神経に作用すると交感神経が優位になるので、美肌を保つのに欠かせない血流が悪くなり、メンタル面でもイライラしたり不眠症になりやすくなります。
ストレスを軽減するには副交感神経を高めることが大切！そんな春ストレスを撃退する温泉を、全国からピックアップしてご紹介します。

①“浮遊浴”でリラックス！
奥湯沢温泉 貝掛温泉(新潟県)

山奥に佇む“目に効く”湯治場として有名な秘湯の一軒宿。

湯船の中の湯は、熱くも冷たくも感じない“不感温浴”と言われる体温に近い温度なので、“休息の神経”である副交感神経を優位にします。

また、温泉に含まれる塩分が肌をコーティングして体内の熱や水分が蒸発するのを防いでくれます。

そのため、肌が乾燥しにくく保温効果も高いので、体の芯からポカポカに温まります。内湯の縁には木枕を置けるようになっていて、頭を置いて全身の力を抜くと湯面にプカプカと浮かぶ“浮遊浴”に。

ふわふわと宙に浮いている感覚で心も身体もリラックスできますよ。

熱海温泉の中心部から少し離れた海沿いに位置する絶景のインフィニティ温泉。

海の近くにある温泉は、自律神経のバランスを整えストレスを軽減し、心を落ち着かせて安定させてくれると言われています。

「最近、なんだかイライラする…」「よく眠れない…」という人にピッタリ！

泉質は優しい成分の単純温泉で、自律神経不安定症、不眠症、うつ状態によいとされています。

また、海からの風はとても清浄で湿度を含み殺菌作用もあるので、鼻・のどなどの呼吸器にもとてもよいです。

さざ波の音、潮風を感じながらゆっくりと温泉に浸かって、日頃のストレスをオフしましょう。

泉温32℃の露天風呂の泉質は、サイダーのような銀色の泡に全身包まれる“炭酸泉”。

炭酸ガスが血管を広げて血行を促進してくれます。

血流がよくなることで、体内の老廃物や疲労物質を一緒に体外へ排出してくれる作用があるので、女性の悩みであるむくみや冷え性の改善や、お肌に栄養と酸素が十分に行き渡ることから美肌へと繋がります。

こちらには42℃で泉質が違う内湯もあるので、露天風呂のぬる湯と交互に入ることでさらに血行促進！！！

また、温冷の皮膚への温度刺激で、自律神経のバランスを整え、正常に戻す効果があります。
■大丸旅館外湯 ラムネ温泉館
大分県竹田市直入町長湯7676-2
TEL：0974-75-2620
★営業時間★
10～22時(受付は～21時30分)
★定休日★
第1水曜(1・5月は第2水曜)
★料金★
入浴大人500円
3歳～小学生200円
2歳以下無料
家族風呂1室1時間2000円

～まとめ～
ストレスは美容の最大の敵！！ストレスを感じやすい春だからこそ、温泉で副交感神経を高めて、心も体も美しくなりましょう。

掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

出典『るるぶ＆more』