私の温泉道の始まりは「九州温泉道」です。

九州温泉道で実際に温泉に入ってみると、お湯の個性の違いを実感し、入れば入るほど楽しくなりました。

そうして仕事の合間をぬって車で温泉地を巡り、九州各地の温泉に通い続けるようになったのです。

これは今もですが、温泉地に行く時はいつも一人。
私の場合は1日に10カ所以上も温泉に入ることもある為、他の方がまずついてこれないからです(笑)

温泉の入浴は体に良い効果がある一方で、負担もかかるので、一般的には温泉入浴は1日2~3回までが目安です。

しかし、私はどういう訳がいくら温泉に入っても体に負担を感じにくく、湯あたりも湯ただれも起こしたことがありません。

ちなみに宿泊をすれば合計5時間は温泉の中にいます。
資格試験の勉強や原稿の暗記も、温泉に浸かりながらしていましたね(笑)

自己責任ではありますが、皆さまはまず真似をされないほうがよいと思います。

こうして、温泉に愛された体(?)を武器に1年半で88カ所を回り、九州温泉道の泉人になりました。

その後も怒涛の勢いで各地の温泉に入りましたが、入れば入るほど、入るたびに違う個性を見せる温泉に私の好奇心はますます強まり「~にお湯がある」と聞けば、実際に入りに行きました。

普通の温泉施設だけではなく、ジモ泉(地元の方の共同浴場)、ジカ泉(個人のお宅で使用している温泉)、そして野湯(温泉施設の無い、自然に湧き出している温泉)です。

野湯に入るのはちょっとした冒険で、いろいろ怖い思いもしましたが、そのお話はまた後ほど・・・。

海外の温泉にも行きました。

アイスランドのブルーラグーン、台湾の北投(ペイトー)、タイのクロントムなどなど・・・。

それらもロケではなく、全て自費で行っています。

なぜそこまでして温泉に入りにいくのか?
それは、温泉がすきだからとしか言えません。

ただ、そのおかげ(?)で貯金があまり無いのが少し悩みです。

そんな感じで、今も年に300回以上は温泉に入っています。
入れば入るほど楽しくなって、温泉への情熱は尽きません。