大正6年(1917年)創業の老舗旅館。
東京ドームが3つ入る5万坪の敷地を誇り、森林セラピーロードにも選ばれている自然林の散策路を歩くと、清冽な花房の滝に出会えます。

館内は昭和初期の面影を残しつつ、ユニバーサルデザイン(バリアフリー)を採用。

「鹿の湯」はシャワーキャリーやチェア、手すりなどが完備し、車椅子の方でも露天風呂に入れます。

1番人気は霧島温泉郷初の露天風呂「赤松の湯」
敷地内の階段を下った先にあり、手つかずの自然の中にぽつんとある湯に1人で入っていると、山中に取り残された気持ちに。

一面の雑木林と静けさに包まれ、小鳥のさえずり、樹々のざわめき、森の香りを感じられます。
木漏れ日が白濁した湯船と湯煙を照らし、とても幻想的な雰囲気。

運が良ければ鹿やタヌキやイノシシなどに出会えることもありますす。(私は親子の鹿を間近で見ながら入浴をしたことが!)

大浴場の内湯は単純温泉、露天風呂は単純硫黄泉。
標高700mほどの大浴場の露天風呂は、天気が良ければ桜島や錦江湾や開聞岳まで見渡せる絶景(客室、足湯、レストランなども眺望抜群)!
夜には鹿児島市街の夜景や満点の星空も見られます。

pH5.5、総硫黄10.3㎎の単純硫黄泉は、マイルドな硫化水素臭と浴感。
湯上りはお肌が柔らかく潤う感じです。
硫黄の温泉は血行を促進するのでよく温まり、老廃物を排出しデトックスにも効果的。
余分な皮脂を洗い流してくれるので、肌荒れにもおすすめです。
さらにメラニンを分解する働きがある為、美白効果も!

宿泊すると、帰りに押し花のカードや季節によってはバラなどをプレゼントしてくれるホスピタリティも魅力。

宿泊料はリーズナブルながら、施設が充実しており、美肌に良いので、女性同士の旅行にもおすすめです。