女性はいくつになっても、“ときめいて”キレイでいたいもの。そんな願いをかなえてくれるのが今回の宿(^^)/
“おとぎの宿”という名の通り、おとぎ話の世界がコンセプト。
客室には「しらゆきひめ」「ももたろう」などの名が付いていて、温かみのある木をふんだんにあしらったナチュラルな空間は、とても癒やされます。
「おとぎの泉」と名付けられた温浴エリアの露天風呂は、木々や花に囲まれ、まさにおとぎの森に湧き出る泉です。
湯量豊富な自家源泉・かけ流しの湯は、黄色透明のモール泉。

重曹と塩分をバランスよく含んだアルカリ性で、かなりツルツルで肌をヒタヒタ潤す化粧水のよう。
源泉ミストサウナは、霧雨のように天井から湯が降り注ぎ、ぜいたくにも全身で源泉を堪能することができます。

夕食の「おとぎ会席」は、季節ごとに異なるおとぎ話をテーマにした創作料理。
例えば3~5月の春は「おやゆび姫物語」なんてかわいいネーミングが!
お品書きには、1皿目ではなく「1話目」、料理名は「金貨と一粒の麦」。
2話目は「おやゆび姫はね」……そう、おやゆび姫のストーリーに沿ってお料理が運ばれてくるんです。

もちろん、料理内容もそれぞれのおとぎ話をイメージ。
例えばカエルにさらわれるシーンでは、池に見立てたオリーブオイルの上にキュウリでかたどったカエルが泳ぎ、周りには色とりどりの食用花や野菜が飾られます。

さらにスタッフの方がお話を朗読しながらメニューを説明。
すてきな物語と可愛いらしい料理にワクワク、テンションが上がります。
食材本来の味を生かした調理にも感動です。

そして、こちらは日本では珍しい“ビオホテル”
ビオホテルとは、宿泊客の健康と環境への配慮に関する厳しい国際認証を受けた宿泊施設のこと。
農産物は自社農園の無農薬・無肥料野菜が中心で、調味料・加工食品もほぼ100%有機認定品。
飲み物もビール・ワイン・日本酒に至るまでビオ認定品が揃い、化粧品も全て国際的な認証を受けたオーガニックコスメです。
体の内と外から健康で美しくなれる安全安心な食とコスメと温泉。
女性なら誰もが悦ぶはず。
彼女の笑顔を見るために、おとぎの世界に誘ってみては?

おとぎの宿米屋
福島県須賀川市岩渕字笠木168-2
Tel:0248-62-7200
出典『日刊ゲンダイ