【環境省 令和4年10年後の混浴プロジェクト♨︎】

本プロジェクトの有識者を、東洋大学の内田彩先生と共に2年間務めております。

環境省では、北東北3県にまたがる十和田八幡平国立公園に多く残る湯治・混浴文化を将来に渡って守っていくことを目指し、混浴が抱える課題を解消するため、昨年より「10年後の混浴プロジェクト」を推進しています。

女性や若い方のみならず、性的マイノリティ、外国人観光客等にとっても利用しやすく、誰もが楽しめる混浴の実現を目指し、昨年度に引き続き酸ヶ湯温泉、今年度は松川温泉峡雲荘で「混浴マナーアップキャンペーン」を調査・検討を行いました♨︎

酸ヶ湯温泉では「湯浴み着の日」を設けることで男女ともに好評でしたが松川温泉では「混浴三ヶ条」を作成、日帰り入浴客への個人情報の記入、混浴への導線の変更や女性が入湯しやすいように目隠しを作るなどの配慮を行いマナー啓発を実施。

大きなハード改修や男女混浴の撤廃・廃止をせずとも、ちょっとしたソフト面の改善やマナー啓発を進めることでも、皆んなが安心して快適に楽しめる混浴に一歩近づくのではないかと考えます♨︎

会を重ねるごとに、事業者の皆様方が一つになり少しずつ取り組みが着実に実を結んでいることを嬉しく思います。

大変意義がある本プロジェクトが継続的に推進され、湯治・混浴の価値の深化と文化の継承を実現していけることを心から祈っておりますm(_ _)m

◆10年後の混浴プロジェクト 「混浴宣言の日」(混浴マナーアップキャンペーンin松川温泉峡雲荘)
https://tohoku.env.go.jp/page_00018.html

◆産經新聞
https://www.sankei.com/article/20230329-D7URZBJDY5JPNK2KSA2GPXYOVI/

◆10年後の混浴プロジェクト 「酸ヶ湯温泉湯あみ着の日」(湯あみ着着用義務化の実証実験)
https://tohoku.env.go.jp/blog/page_00086.html

◆ 令和3年度「10年後の混浴プロジェクト」の実施結果の公表
https://tohoku.env.go.jp/to_2022/310.html