霧島錦江湾国立公園の北部にあるえびの高原は、標高1200m、自然の宝庫として知られる観光エリアです。
背後には日本百名山にも挙げられる霧島山(連山)の最高峰、標高1700mの韓国岳をはじめとする山々がそびえ、登山や池めぐりなどのトレッキングコースもたくさんあります。

春から初夏にかけては世界中でここだけに自生する天然記念物のノカイドウや霧島を代表するミヤマキリシマなどが見られ、秋には鮮やかな紅葉で彩られます。

「えびの高原荘」はそんな大自然の中に建つ国民宿舎です。

夏は避暑で訪れる方も多く、冬には敷地内に日本最南端の屋外スケート場がオープン。
自家源泉が2本あり、内湯の大浴場、露天風呂、貸切の家族風呂、赤松林に囲まれた宿泊者専用の隠れ露天風呂では、毎分470ℓの豊富なお湯を源泉かけ流しで堪能できます。

一面ガラス張りの内湯は鉄分で茶色く変色。

露天風呂からは雄大な霧島連山を望めます。

澄んだ空気、風に踊る湯煙、ひんやりとした風に反して体を包み込むお湯のぬくもりが最高に気持ちいい!

抜群の自然環境の為、温泉による転地効果で五感に刺激を受け、精神疲労や体調不良に有効です。

さらに標高が高いので心肺機能が鍛えられ、低血圧や貧血に良いとされています。

お湯には硫酸カルシウムが多く含まれているので沈静・消炎作用があり、切り傷や皮膚のかゆみ、ニキビにも良く、血圧を下げる効果も。

湯上りはツルツルしてしっとり感のある美肌の湯です。

併設の和食レストランでは県産の銘柄鶏と宮崎牛、そばが好評です。

野菜をたっぷり使った「地鶏のけんちん蕎麦」や日本一と評価の高い「宮崎牛陶板焼き」、「チキン南蛮定食」などメニューが豊富で、お米もえびの産ヒノヒカリ。

どれも美味ですが、湯上りに飲んだ霧島連山の恵みの水があまりにも美味しくて驚き!