“日本三美人の湯”と名高い、島根県「湯の川温泉」にある『湯宿・草庵』は、のどかな田園地帯にひっそりと佇む「湯の川温泉」を代表する高級旅館。

雑木林に囲まれた広大な敷地に、17室の宿泊棟が点在するとても落ち着いた静かな宿です。

茅葺屋根を門をくぐり抜けて、母屋に進む回廊も自然がいっぱいで、非日常の世界へ誘ってくれます。

古いものに新しい価値を見いだして新たなものを創り出すという意味の「復古創新」をコンセプト。

日本の伝統建築である古民家移築して生まれ変わらせ、ヨーロッパ・アンティーク家具が配置された、東洋と西洋の文化が融合された不思議で温かい空間です。

源泉かけ流しの広々とした半露天風呂や約12畳分のゆとりある浴室、ウッドテラスやプライベートガーデンがある「古民家離れの宿」。

移築した築120年の古民家に源泉掛け流しの広々とした贅沢な半露天風呂がある「紫雲閣」。

格子戸や御簾を調和良く配置し、落ち着きのある空間と美しい庭園が自慢の「癒しの宿」。

それぞれにまったく趣が異なる贅を尽くした個性的な客室があり、すべてコンプリートしたくなります。

今回、私が宿泊したのは、紫雲閣「政」。

古民家の重厚感のある木材とヨーロッパのアンティーク家具が迎えてくれる、100㎡もの贅沢空間です!!!

こちらが客室の半露天風呂!!!なんて広いんだぁ~!!!!!!

21㎡の広々とした浴室には、畳敷きのベッド、石造りの湯船、洗い場、テラスまで完備がされています。(この上ない贅沢…涙)

濡れても大丈夫!

温泉につかりながら読める本まで準備されていました!

草庵では、日本三美人の湯を惜しげもなく、すべて源泉かけ流しで提供されています。(客室風呂以外にも、思考を凝らした貸切風呂が3タイプあります。)

源泉からの温泉をそのまま浴槽に配湯しているので、加温・加水・循環などは一切していない正真正銘の源泉かけ流しです♨

泉質は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(弱アルカリ性)

「日本三美人の湯」の名に相応しい、素晴らしい名湯。

ふんわりとやさしく肌を纏う羽衣のような無色透明の湯は、思わず身体まで透き通ってしまうのではないかと思うほどのピュアな温泉です。

石鹼のように余分な角質や皮脂を落としつつ、保湿保湿効果も高いまさにW美肌の湯です!!!

ベンガラ漆喰の建物「レストランすゞ奈」で、お食事を頂きます。

華やかかつ品の良い料理は、手の込んだ下ごしらえや精巧な細工など、一品一品をゆっくりと味わいたい…斬新的ですべて美味しく感激する創作料理の数々。

●前菜

甘海老の白醬油漬け、青葱の醬油漬け、紅時雨大根おろし、ツルムラサキのひたし、抹茶牛乳羹、泡雪、ドライトマトペースト、トウモロコシ豆腐のほうれん草玉味噌焼き、鮎の棒寿司、おくらの山葵漬け、小トマトのワイン煮、熟成黒にんにく、自家製クリームチーズ寄せ生ハム巻き

●煮物椀、お造里、焼き物、揚げ物、小鉢

蜆と野菜のファイトケミカルスープ、旬のお造り、のどぐろ塩焼き、しまね和牛の松風、新じゃが芋素麵、柚餅子、海老カツのオートミール揚げ、雲太椎茸の雲丹はんぺん裏白揚げなど

●洋皿

しまね和牛のロースステーキ

新蓮根饅頭の鶏そぼろ包み トウモロコシあんかけ

●蛸と新生姜ご飯、お吸い物、香の物、マンゴーのババロア R1ヨーグルト、出雲産うま味濃厚こしあんスコーン

写真だけでも想像できるとは思いますが(笑)

フレッシュな地元野菜やお米、のどぐろの干物、しじみ汁、など、

最高に美味しかったです♡♡♡

ほっと心安らぐ日本の古民家とヨーロッパ・アンティーク家具が融合した唯一無二のオリジナリティ溢れる部屋

加温・加水・循環を一切していない日本三美人の湯を心ゆくまで堪能できる温泉

こだわりぬいた島根県産の食材を、匠の技で丹精込めて創られた華麗で見事な料理

五感を研ぎ澄ませながら、一度は体感して欲しいお宿です☆