秋田県の乳頭温泉郷には7カ所の温泉があり、それぞれ歴史も風情も泉質もまったく違う、類いまれなる温泉地です。
温泉家ならではの視点で、そんな乳頭温泉郷七湯をすべてめぐり、良質なお湯を体感レポートします(^^)
 
7湯巡りの締めは緑に囲まれた「休暇村乳頭温泉郷」へ!!
一面にブナ林が広がる道を歩いて向いました。

ここでは、個性の違う2種類の泉質を体験できます。
左側の「田沢湖高原の湯」は白濁としたお湯で、露天風呂と同じ泉質になっています。
皮脂がとれてサッパリとしながらも、弱酸性で肌にやさしい湯です。
右側の「乳頭の湯」は、肌表面の角質を柔らかくしてツルツル肌に、そして保湿力もキープしてくれる泉質。

炭酸成分も多く含まれているので血行を良くし、美容と健康に◎。
↓「休暇村乳頭温泉郷」の露天風呂

↓休暇村乳頭温泉郷の比内地鶏の親子丼

ランチは、比内地鶏を使った親子丼をチョイス。弾力と歯ごたえがあり、旨味の強く濃厚な味の比内地鶏は、感激の美味しさでした!

休暇村乳頭温泉郷
秋田県仙北市田沢湖駒ケ岳2-1
TEL: 0187-46-2244

さて今回、乳頭温泉郷七湯をコンプリートして感じたのは、七湯七色だということ。
pHの幅も酸性から弱アルカリ性まで幅広く、泉質の種類もお湯の数と同じだけ存在する、全国でもまれで貴重な温泉地です。
お湯の色や香りや味もそれぞれにまったく違うので、五感でお湯を比べて、自分好みの温泉を見つけてくださいね。
とにかく、湯めぐりが楽しかったぁ〜。

出典『びゅうたび