良い温泉の見極め方の基本は泉質!

温泉には、「かけ流し式」と「循環式」の2つがあります。
源泉かけ流しは家のお風呂と同じで、浴槽の下に栓をして、注がれた源泉が浴槽を満たして溢れ出ている状態。
循環式は浴槽の下などからお湯を抜いて、フィルターで髪の毛や垢を取り除き、さらに塩素剤を入れて殺菌したお湯を浴槽に戻し再利用する方法です。

源泉かけ流しの方が良いと言いたい所ですが、清掃状態や湯量と入浴人数のバランスによっては不衛生となるため、循環式のほうが衛生を保てる場合もあり、一概に良いとも言えません。

理想は、湯温が適温で源泉から空気に触れずそのまま浴槽に温泉が注がれ、新湯注入量が多く、きちんと清掃状態が保たれているのがベスト!!

私の選ぶ基準は、なるべく添加物がなく鮮度の良い“オーガニック”な温泉を選ぶようにしています。

食品や化粧品を選ぶ時には、多種多様な商品や情報のなかからなるべく体やお肌に良いものを選ぶ方が多いのではないでしょうか?

温泉に関してはそこまで気にされていない方がほとんどだと思います。

旅館の施設が充実しているとか、値段が安いなど、何となく良さそうだというイメージ、雰囲気で選んでいるのではないでしょうか。

もちろん、温泉へ行って気持ち良く娯楽として楽しめるのが一番なのですが、自分自身や家族のために千差万別な泉質や情報のなかから安心安全な温泉を選んでほしいと思います。

ちなみに私は化粧品を選ぶように温泉を選び、スキンケアやエステとして利用しています。

また、温泉旅館で出される食べ物も大事ですね。
昔ながらの仕来りのまま画一化された豪華な会席料理のままでは、全国どこの旅館に行っても代わり映えのない食事になってしまいます。
山奥の秘湯で冷凍マグロは食べたくないですし、漁師町の旅館でステーキが出されるとガッカリします。
やはり、その土地で採れた新鮮で旬の食材や伝統的な郷土料理など、そこでしか味わうことのできない体験をしたいものですね!